一緒にイノベーション起こしませんか? -Acompanyの事業開発-

 
こんにちは。Acompanyで事業開発を担当している橋村です。
この記事は、Acompany5周年アドベントカレンダー14日目の記事となります。
 
これは、一緒に事業開発をしてくれる仲間や、興味を持ってくれる方に向けたラブレターです。
社会課題解決や事業開発にチャレンジしたい「あなた」宛てに、大きな期待を込めて。
事業開発という役割、Acompanyで事業を開発することについて魅力を伝えつつ、一緒にイノベーションを起こしたいと思ってくれる仲間と出会いたい、そんな思いで書いてみました。
 

事業開発って何するの?

そもそも事業開発という役割について、聞き慣れていない方向けに簡単に紹介します。
それは、文字のごとく「事業」を「開発」することです。言い換えると、儲ける仕組みを作ることです。我々が儲ける仕組みやお客様と我々が協業して儲ける仕組みを作る、ビジネスプロデューサーです。
「事業」とは、お客様の役に立つことと、それをビジネスとして成立させることです。お客様の役に立つ対価としての儲けを得ることが大事で、儲けを得ない限りはボランティアの域を超えませんしプロダクトやサービスの発展に必要な資金やリソースも得られません。また、プロジェクトや実証実験(PoC)のような単発的な儲けではなく、事業活動に合わせて継続的に儲けを得る必要があります。その点で、一般的にプロジェクト単位で案件を推進するコンサルティングとは違った意味合いを持ちます。
「開発」とは、何かを創造すること、我々でいうと新規事業を創造することです。我々の場合、まだ国内外で類のない事業を創造しています。これから市民権を得ていくであろうプライバシー保護技術(以下、プライバシーテック)を開発し、それをお客様に導入してもらうことでパーソナルデータの活用とその高度化を実現します。加えて、そのサービスを享受する消費者の生活をさらに豊かにします。
この「事業」と「開発」を、「我々のサービスを使うとこんなことができそう」「我々の技術・サービスのこの部分を改良したらもっと多くのお客様の役に立てそう」の思想で、お客様と向き合いながら両輪で回し続け、新たな事業の発想と実装、定着を支援する、そんな役割です。
 

うちは何でも屋、ではない

我々は、明確にプライバシーテックを武器にしている会社です。パーソナルデータや機密性の高いデータを、プライバシー性やセキュリティ性を高いレベルで守りつつ、施策に生きる粒度・精度で活用いただくためのソリューションを提供してます。またプライバシーガバナンス強化サービスとして、データ活用事業に対するプライバシーリスク評価と対策の支援もしています。これらは全て、お客様の事業価値やサービス価値を高めるための武器(ソリューション)であり、その武器以外には注力していません。
”データ活用とプライバシー保護の両立”という社会課題にアプローチしたい方や、データビジネスの歴史を変えたい方にとって、「本来自分がやりたい仕事じゃない・・」「本当にお客様のためになっているのか正直自信ない・・」といった違和感やモヤモヤを感じることは恐らくないでしょう。
事業内容に共感し社会変革にチャレンジしたい方にとって、自身の思いに素直に自由にチャレンジできる環境があります。
“プライバシー保護”や”データ活用”、”社会課題解決”、”ディープテック”等のキーワードについて、1つでも関わりたいものがある方・関心が高い方はぜひ一緒にチャレンジしませんか?
(ちなみに入社前の私はプライバシー保護に対する関心が低い人間でしたので、そのような方でもノープロブレムです)
 

注目度が圧倒的に高い

一見地味に聞こえる”プライバシー保護”ですが、その社会課題レベルは圧倒的に高いです。
マーケティング、ヘルスケア、スマートシティ、モビリティ、行政サービス、AIモデル開発・・といったあらゆる領域で新規事業としてデータ活用ビジネスが構想されていますが、どの領域においてもパーソナルデータ活用とプライバシー保護の両立が課題になっています。個人情報保護法をはじめとするプライバシー関連規制やガイドラインの影響もあり、ユーザーの同意が取得できずパーソナルデータを収集できない、もしくはプライバシーに配慮するあまりにデータの分析・活用が理想的な粒度・精度で行えず、新規サービス化に至らないケースが殆どです。
日々様々な業界の大手企業や自治体とお話してますが、共通して上述の課題を持たれています。
実は、その課題を解決する武器を我々は持っています。
DXトレンドの最中にも関わらず、各者共通して新たなデータ活用ビジネスがプライバシーの壁によって思うように進められないという、何とも悲しい現実を打破するのは我々です。
お客様のデータ活用ビジネスの根本課題を解決するのは、我々です。
データ活用ビジネスの新基準を、一緒に創造しませんか?
 
 

Acompanyの事業開発

すみません、ようやくここが本題です。
我々の事業開発は、私自身のコンサル会社やスタートアップ会社での事業開発経験から見ても、難易度が高い印象です。新規事業案件が中心であること、まだ市民権を得ていないサービスや技術を商材にしていること、さらに法律知見が必要であることから、お客様との丁寧かつ深いコミュニケーションや強い推進力が求められるからです。
言い換えると、我々の置かれた環境で事業を開発することができれば、(何でもできる!とまでは言わないまでも)大きな自信になると思います。
以下、我々の事業開発の特徴を象徴するキーワードを3つお伝えします。
 

1.突破力

我々の手掛ける案件(お客様の抱える課題)は新規事業テーマが多く、何かと手探りな事が多いです。①ニーズ探索、②取組テーマ創出、③取組支援、④出口戦略検討など。①ニーズ探索では協業したい事業者の情報を収集して・課題仮説を立ててアプローチし、②取組テーマ創出ではプライバシーテック活用に向けた啓蒙活動を何度も実施し、③取組支援ではお客様にひたすら寄り添い、④出口戦略検討ではお客様との協業スキームや我々のサービス導入に向けたシナリオを必死に考えます。
時には国や個人情報保護委員会に働きかけて、我々のサービスや技術に関する意見やお墨付きをもらってお客様の信用を得る場合もあります。
なかなか分かりづらいサービスや技術を商材としている点、また新規事業テーマを中心としてる点において、必然的に事業開発の難易度が爆上がります。ゆえに、その環境で事業開発を担う経験は必ず血肉になると思います。
 
協業や支援したいお客様に自由にアプローチしたい、いろんなイベントやプログラムにエントリーしてチャレンジしたい、圧倒的な事業の推進力を得たいと思ってる方、大募集中です!
 

2.技術知見

秘密計算をはじめとするプライバシーテックは、まだまだ世の中に浸透していない技術です。これまでデータ活用を積極的に行なってきた事業者の方々にとってすら、認知されていない技術だったりします。そんなプライバシーテックを、誰もが手軽に自由に使えるサービスに育て上げるために、エンジニアチームが日々血眼になり奮起しています。
事業開発チームとしては、彼らの開発している技術の理解を深めつつ、それをどのように応用できるのか(お客様に使ってもらえるのか)を考え、検証し、エンジニアチームに連携する必要があり、それがまあまあ大変です。文系の私の場合は特に笑。
ただ、大変である一方で、まだ誰も知らない技術や仕組みを理解して、お客様に提案して、協業して、その成果の喜びを分かち合うといった達成感は、なかなか得難い経験になると思います。
 
“数年後の当たり前”を支える技術やサービスの要件定義・設計をご一緒しませんか?
 

3.法律知見

我々のサービスは、個人情報保護法など国内外の法規制やガイドラインに密接に関連するため、法規制の動向や内容に対する正しい理解が求められます。
お客様の事業ニーズを満たすデータ連携はどんなものか、それは法的に問題ないのか、問題ある場合はどのようなアプローチ(プライバシーテックの組合せ)が考え得るのか、を案件単位で法務チームと協議しつつソリューションを検討します。
そのような環境なので、プライバシー関連規制について自然と詳しくなります。望んでなくとも笑。
一般的なコンサル案件やソリューション・プロダクト営業では遭遇しないであろう、法律という壁をどのように解釈して打開していくのかを都度検討するため、難易度高しです。
 
そのような状況を、「頭のいい体操になるぜ!」「せっかくなら法律に詳しいビジネスマンになったるで!」と思える方、お待ちしてます!
 

仲間を絶賛募集中!

上述のとおり、プライバシーテックをコアにした新たな事業機会を創造する仲間を大募集中です。
プライバシーに対する世間の関心が高める中、プライバシーテックに対する注目度も比例して高まっています。そんな社会の期待に応えるため、難易度の高い事業開発にチャレンジしてくれる方、イノベーションを起こしたい方、お待ちしてます!
数年後のスタンダードを、一緒に作りましょう!